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シャドーボックス shadow box art-cottage’s blog

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横浜シャドーボックス教室art cottageのブログです。
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シャドーボックスの作り方③

何回かに分けて、シャドーボックスの作り方を書いています。

 

art-cottage.hatenablog.com

 

 

art-cottage.hatenablog.com

 

3回目は、インストラクションの考え方です。
様々な考え方があるとは思いますが、これは私の、というかアメリカの師匠から教わった考え方です。ご了承ください。

レモンの絵を作っていこうという企画ですが、わかりやすく説明するために、もっと簡単な絵を用意しました。きたない絵ですみません(汗

丸Aと丸Bが、棒Cの上にある絵です。

f:id:art-cottage:20160523150401j:image

立体感を出すために必要なことは、奥にあるものから順番に削ぎ取っていく、ということです。「何が手前にあるのか」を先に考えるのではなく、枚数を追うごとに、その○枚目のパーツの中で一番奥にあるものを削って、次の○枚目のパーツにします。
(この時点では何枚使うとかは決めません)

文章で書くより、実際見てもらった方がわかりやすいので、見てみましょう。

f:id:art-cottage:20160523150347j:image

順番が逆になって申し訳ありません。
案2から見てください。絵を2枚使っています。1枚目からはCの棒だけをとり(丸Aと丸Bを横切って棒の形に切るということ)、2枚目では、丸Aと丸Bを両方切り離しています。
これでも、一応立体感は出ます。あとでパーツを乗せる時に、丸Bよりも丸Aを少し高く乗せれば、丸Aの方が手前に出ている感じが出るので、美しくはないけどできないこともありません。何が美しくないかというと、丸Aと丸Bの境界線を切り離してしまっているので、乗せた時にその切り目が見えてしまうのです。

では次に案1を見てください。3枚使っています。1枚目からは棒Cをとり、2枚目は丸Aだけ、3枚目は丸Bだけ(丸Aとの境界線では切らず、もっと丸っこく)くり抜きます。すると、丸Bの右側の切り目が隠れるので美しくなります。乗せる時も、丸Bのパーツの上に丸Aを乗せるので、乗せやすくなります。

更に案3を見てみます。これも3枚使いますが、1枚目は全部を切ります。2枚目は棒Cを削ぎ落として他全部(丸Aと丸Bの連結した形のもの)です。3枚目は更にそこから丸Bを削ぎ落として、丸Aだけというパーツです。さきほどの案1、案2のような「棒Cだけ」というパーツはありません。でも、「棒Cだけ」というパーツは無いけど、2枚目の連結を乗せれば棒だけが見える形になります。「丸Bだけ」というパーツも無いけど、3枚目を乗せれば丸Bが見えてくるのです。更に、案3は最終的に丸Bは2回、丸Aは3回も乗せることになります。すると、脇から層になっているのを見た時に、
棒C→1回乗せ
丸B→2回乗せ
丸A→3回乗せ
という風に、手前にあるものは沢山の層になって表れます。この層が、立体感をより際立たせていきます。

これが一番美しいシャドーボックスのインストラクションです。
では、この考え方を活用して、次回はレモンの絵でインストラクションを書いていきましょう。