5枚ルプゼ
前回に引き続き、ルプゼ作品の紹介です。
ルプゼというのは、シャドーボックスを作るときと同じ厚紙のプリントを使いますが、シリコングルーは使わず、
紙粘土を裏に入れて木工用ボンドで土台(板など)にぺったりと貼って立体感を出す技法です。
前回は1枚の紙だけに粘土をいれて、貼ったらもう完成する、1枚ルプゼでした。
今回は5枚の紙を使って5層に重ねる5枚ルプゼです。
赤カブが5個の絵で作ってみました。
一つ一つのかぶに粘土が入っているので、丸くなってかわいいです。
最後に仕上げの艶だしの溶剤を塗ります。艶々で陶器のような仕上がりになります。
ちなみに、風景などには向きませんね。
回りをぺったり貼るので、フルーツ、人や動物などがきれいに仕上がるかと思います。