梅にウグイス(ピアノの廃材利用)
和柄の作品をご紹介します。
梅にウグイスの春らしい作品です。
プリントは、福井朝日堂の商品です。こちらのお店のプリントは、紙自体が金銀で雰囲気が良いものが多く、和柄の作品を作る場合にはとても喜ばれますね。
シャドーボックス用のプリントは減少傾向らしいので、気に入ったものがあったら即買いすることをオススメします。
ところで、このシャドーボックスを乗せている黒い板、何だかわかりますか?・・・なんて、題名に「ピアノの廃材」って書いちゃってるので答えを載せているようなものですが、ピアノの車輪を乗せる敷板だったものなんです。
昔は、アップライトピアノの下の車輪は、このような細長い板に乗せていたんですよね。グランドピアノは丸い皿に乗ってましたけど、少なくとも私が子供の頃に買ってもらったピアノは、この板でした。左右2枚あります。
表面は漆黒でツヤツヤ、少し傷がありましたけど、とても美しい板です。この敷板を耐震性のあるお皿(インシュレーター)に交換したら、廃材として出てきたのです。捨てようかなと思っていたのですが、何か使えそうじゃない!?と思い立ち、作ってみることに。
ちょうどその時期、シャドーボックス・ラ・マーニの認定講師課題で、「金箔で装飾したものにシャドーボックスを乗せる」というのがあり、金箔を乗せる板を探していたんです。黒の板に金箔。これがぴったりでした。
あまりに良い仕上がりだったので、左右2枚あるうちのもう1枚にも、柄違いで福井朝日堂のプリントを使って作ることに。
それはまた次回の投稿でご紹介します。