◆◆◆創作手工芸展のご報告です・・・特別賞をいただきました◆◆◆
こんにちは。
アメリカシャドーボックス・art cottageアートコテージ認定講師、
日本シャドーボックス・ラ・マーニ認定講師のさくらです。
今日の記事は作品紹介ではなく、作品コンクールへの出展と
その結果のご報告です。
第51回創作手工芸展という、日本手工芸作家連合会が主催する公募展へ
作品を出品してみました。
募集開始は3月ぐらいだったかな?
搬入が5月20日ぐらい、29日開催初日の少し前に選考結果発表があり、
入選しないと展示してもらえないので、ドキドキしておりましたが
無事に選考でもれることなく、展示していただけることになりましたので
「選外搬出」は免れました。
(選外搬出になると、展示期日直前の日程で作品を引き取りに行かなければならない)
コンクールへ出品するのは、初めてのことです。
2点応募できるというので、シャドーボックスを1点と、
趣味で以前制作したクロスステッチ作品を1点応募いたしました。
どれぐらいのレベルで入選するのか・・・はたして自分の作品のレベルは
どれぐらいなのか・・・。結果がわかるまでは、かなり緊張しました。
2点応募したのも、2点あればどっちがぐらいは入選してくれるだろう!と
思ったからです。
どっちかだけでも、飾られてくれ~という気持ちで選考結果の連絡を待っておりましたら
まさかの、2点入選。
しかも両方とも賞をいただけるというお話で、感激でした。
ちなみに、色んな公募展の募集要項を見ていると(手工芸展に限らず絵画コンクールなど)、
複数応募は可能だけれども、入選は複数は認めません、という所が多いですね。
2,3点応募しても、どんなに上手にできていても、1点のみが入選で
そのほかは選外になるんですね。
それか、複数応募で複数入選しても、入賞は1点のみ、という場合もあります。
賞に入るぐらい素晴らしい作品を複数出しても、1点以外は賞に入れないんですね。
しかし、創作手工芸展の場合は、良い作品には複数だろうと入選もするし
賞もあげますよ、というスタイルでした。
以下、出展に関しての備忘録を色々と書いておきたいと思います。
・「手工芸展」が2つ!?どっちに参加すればよいの??
私が出展した「創作手工芸展」とは別の団体が主催している「手工芸作品展」
という公募展があり、どちらに出展するか、相当悩みました。
何しろ同じ美術館「東京都美術館」略して「都美」が会場であり、
開催期間も1日違いでほぼ同じ。
しいて言えば美術館の中のフロアや部屋が違うぐらい。
どちらも第51回と52回と、歴史も同じぐらい。
応募料はまぁまぁ違うけれども、1万5千~2万ちょっとと、数千円の差です。
違うところは、個人的な意見として下記の通りです。
「比較的」とつくのは、片方の公募展と比較すれば、という意味で使っています。
創作手工芸展・・・
・公益財団法人 日本手工芸作家連合会が主催
・会場規模が比較的小さい
・展示している作品の数に対し、入賞作品が多い(特別賞は20作品ぐらいあった)
・会場の広さに対して作品数が比較的少ないので、1点1点丁寧に展示されている感じ
・入場無料で知人を呼びやすい
・来場者数が比較的少ないが、皆じっくり作品を見ている印象
・複数入選、複数入賞あり
手工芸作品展・・・
・一般財団法人 日本手工芸指導協会が主催
・会場規模が比較的大きい
・ごくわずかな作品のみ入賞できる(金銀銅賞など限られている)
・会場の広さに対して作品数が比較的多いので、作品が窮屈そう
・入場が有料で知人を呼びにくい
・来場者が比較的多いが、出展者である知人を訪ねてきてお喋りをしている人が多い印象
・複数入選はありえるが、複数入賞はしない
入場有料の手工芸作品展に関しては、出展すればチケットがある程度もらえるのでは?というところと、過去の作品展に一度見学に行って記帳してくると、出展しなくても翌年からはチケットが1枚送られてくるのでは、と思います(確かめていません)。
とにかく皆さんチケットをお持ちで訪れる方が多く、記帳している人&お金を払っているところをほとんど見かけませんでしたので、チケットがかなり出回っている印象です。
どちらに出展するのがいいのか?
両方に良いところがあり、一概には言えませんので、よく検討してお決めくださいね。
・公募展のスケジュールは??
なにしろ公募展に出展するのが初めてだったので、一般的な流れはわかりません。
私が出展した「創作手工芸展」の第51回(2018年)日程を、参考までに。
2月19日~5月10日 <応募期間>出品申込書の送付、入金
5月23日 <搬入>個人搬入でしたので、直接都美へ作品を持っていきました
地下の搬入受付へ持っていくと、ベテランそうなスタッフが
名前や作品名などを確認して受付はあっというまに終了。
額縁を入れていった箱、包材はすべて持ち帰りです。
会場で預かってはくれません。
5月27日 <審査結果通知>郵送で審査結果が郵便受けに入っていました
24日に審査が行われる、と募集要項に書いてありました。
初めての応募で不安だったのと、もし選外搬出になったら28日に
取りに行かなければならなかったのですが、なるべく早く28日の
日程を確定させたかったので、急ぎで25か26に電話等で
問い合わせできますか?とお伺いしたところ、26日午後だったら
確定しているから、昼過ぎてから電話をください、との事でした。
26日の朝からソワソワと待っていたところ、事務局の方が
気をきかせて逆にお電話をくださり、午前中に知ることができました。
通知書には、入賞したことと、表彰式&懇親会への参加案内が
同封されていました。
5月28日 <選外搬出>もし選外になれば、この日に取りに行かないといけません
今回は、数点だったようです。
5月29日~6月3日 <会期>結局、ほとんど毎日作品をチェックしに上野へ。
毎日来られている方は少なそうでした。
6月2日 <表彰式>上野精養軒で表彰式。パーティーは欠席させていただきました。
新人賞は盾と賞状(クロスステッチ)。
特別賞はメダルと賞状(シャドーボックス)。
ひとり1箱の紅白まんじゅう。
新人賞の方が、良い賞のようです。
6月3日 <搬出>
13時30分まで会期ですので、それを過ぎた14時ごろから搬出可能。
みなさん、あっというまに撤収されます。
気づいたことで、書き忘れたことがあるような・・・・
とりあえず長くなりましたので、このへんで。
にほんブログ村ランキングに参加しています☺
ご訪問の記念に1日1回ボチッとお願いします🙇⤵励みになります😆
ありがとうございます👍