◆◆◆プラ板をはめ込んでよりリアリティを出す。Kim Jacobs⑤ COURTYARD(珈琲&本やさん)◆◆◆
こんにちは。
アメリカシャドーボックス・art cottageアートコテージ認定講師、
日本シャドーボックス・ラ・マーニ認定講師のさくらです。
ブログ、暫く放置してしまいました汗
制作にかかると、夢中になってしまって他の事は疎かになりがちです。
でも、お陰で制作中だった作品がひとつ完成しました〜!!
ひとつ終わると肩の荷が下りた感じというか、スッキリしますよね。
今回のKim Jacobsの作品で、自分のシャドーボックス作品は96点目になります。
売った物も含まれるので、全部手元にあるわけではないですが。
もうすぐ100作品目。何を作ろうかな!?
Kim Jacobsはキムジャコブス、キムジェイコブス、キムジャコブ、などと(日本人に)呼ばれていて、微妙に「じゃ」なのか「じぇい」なのかはっきりしないのが嫌いです。
正解は無いんでしょうけど、皆呼び名がまちまちな状況が嫌いです。
なので、Kim Jacobsと書かせて頂きます。
アメリカでは「キムさんの絵」などとキムさんって呼んでましたね。
呼び名はイマイチですが、Kim Jacobsの絵は大好きです。
女性らしい華やかさと優しさがある絵を描かれるんですよね〜。
一番好きなのは、今の所チューリップガーデンという絵で、自分の名刺にも
使っている作品なのですが、
こちらのコートヤードもずっと前から作りたくて、それこそ
アメリカに居た頃にもうプリントを手元に置いていて
下地材もすでに塗り終わっていたところで引越しのために忙しくなってしまい
あれよあれよというまに手付かずのまま約1年ほったらかしに・・・
という可哀想な状況だったんですが、
この度ようやく完成いたしました。
よかったよかった。
この絵の面白いところは、建物の中と外が両方1枚の絵に
描かれているというところですね。
それも、建物の中が曖昧ではなくてはっきりと。
なので、まずは建物の内側を作り、
乗せ終わったら更に窓枠を乗せ、外側を、とやっていくのが普通です。
しかし、窓枠に透明なプラ板を貼ったらどうだろう?と気づいちゃった人がいたんでしょうね、
窓がでてくる作品には大抵プラ板が貼られます。
すると、本当に窓ガラスが入っているように見えるんですね。
これが可愛い。
ただし、このプラ板というのがかなり面倒で、
プラ板を貼ってしまうと、その内側の部分に最後に仕上げのニススプレーをかけようとしてもかからなくなってしまうのです。
更にプラ板は汚くなり、使えなくなります。
なので、プラ板を挟んで内側になるものと外側になるものを別々に作っておき、ニススプレーまでかけて乾燥させてから、
最後にプラ板を貼って最終組み立てをしていきます。
ニススプレーをすることで表面が固くなり、組み立ての際に扱いやすくなるというメリットもあります。
ただし、スプレーしたところはシリコンが剥がれやすくなるので(これは気にする人としない人がいるので、お好みで)、
気にするようでしたら予め最終組み立てのときにシリコンを乗せる予定の場所にスプレーがかからないように
マスキングテープを貼っておくと良いでしょう。
今回は、2つの大きな窓、真ん中の赤いドアにプラ板をはめ込み、さらに窓に「Books」「coffee」の文字を貼り付けますので、これらをすべてバラバラに乗せておいてニススプレーをかけます。
忘れちゃいけないのは、Booksとcoffeeの文字ですね。
プラ板に文字を直接貼りますので、これらもスプレーがけを忘れずに。
スプレーしてしっかり乾燥させたら、
次はプラ板を裏側から貼り付けます。
テープで仮止めして位置を確定させ、シリコンで固定させるのがお薦めです。
私が使っているのはいわゆるOHPシートです。適度な強度があって、ハサミで切ることも容易なので好んで使っています。
貼り付けが終わったら最後に組み立てて完成です。
こんな感じになりました☺
次はアントンペック作ります❗
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