以前、海の絵を作りました。
崖の上のポニョ、のワンシーンです。
その時に初めて使った手法で、海をキラキラにする方法を先生から教わったので、そのお話をしたいと思います。
ところで、シャドーボックスの材料は主に
・元になる絵(厚紙で出来たもの)×4枚~7枚
・絵をカットする前に塗る保護液(ネイルでいうところのベースコート)
・ペーパークラフト用の鋭利なカッター、カッターマット
・シリコングルー、シリコンボンドと呼ばれる固さのある糊と、それを乗せるための竹串かつまようじ
・完成した作品に艶を出すニススプレー(ネイルでいうところのトップコート)
・作品を額入れするための額やマットなど
という感じです。
基本的にこれだけあれば基本的な、小さい絵は問題なく作れます。シリコングルーは裏方で紙を支える存在なので、作品が完成した時に見えるのは絵の紙だけです。(正確には、絵にベースコートやトップコートがかけられた艶々の状態ですが)
ただ、やっぱり基本的な材料では物足らずに色々な手法を考える人がいるもので、
私が習ったアメリカの先生は、華やかさを出したい時にキラキラの粉、グリッターを使う方でした。
このキラキラがとっても綺麗なんです。
文房具屋さんなどに売っているものを使うんですが、キラキラの粒の大きさ、色、様々な種類物が売ってました。
その中でもシャドーボックスに合うのは、絵を殺さないエキストラファイン、という粒の細かいもの。これも様々な色が売ってますが、薄い色、透明に近い色がオススメです。
透明な糊を筆で塗った上に、これを薄く振りかけて乾かします。
赤いお花にはレッドを使い、星にはゴールドを使い、、、と、同色のグリッターを薄くつけていきます。
ポニョを作ったときは、青い海だったので、オーシャンブルーという色を使いました。
これが、本当に朝日を浴びて水面がキラキラ見えるようでとても綺麗!
この海をきちんと撮影しておけば良かったんですが、今は作品が手元になくてこの写真しか持ってません。
ちゃんとお伝えできずすみません😢⤵⤵
付けすぎるとそこだけ浮いてしまうのでNGですが、絵を生かす、そして華やかにする素晴らしい手法です。