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シャドーボックスの作り方②

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こちらのレモンの絵をシャドーボックスで作る方法を書いています。

前回①は紙の厚さ、種類についてでした。
今回②では、インストラクション(説明書、指示書)とは何か、その種類を書きたいと思います。
 
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まず、こちらのレモンの絵をよーく見てください。一番奥にあるのは何で、一番手前にあるのは何でしょう?
 
一番奥、後ろ側にあるものから順番に、大まかに言えば
 
・枝とそれについている葉っぱ
・緑のレモン
・オレンジのレモン
・黄色いレモン
・黄色いレモンの頭に被さっている葉っぱ
 
ではないでしょうか。
黄色いレモンの右下にある葉っぱは、一番奥よりは少し手前側、オレンジ色のレモンと同じくらいの距離に位置しているかもしれませんね。
シャドーボックスを作るにあたり、まず初めに考えて決めておかなければいけないのは、どういう順に並んでいるか、という順番です。(他にも色々考えることはあるんですが、簡単のため省略します)
 
だいたい絵の構成が見えてきたら、次は用意した厚紙をどういうラインでカットしてどういう順に乗せていくのかを、インストラクション(説明書、指示書)に書き記しておきます。
今回はレモンの絵を5枚用意してありますから、1枚目はどこの線で切り、2枚目はこうやって切って、3枚目は・・・と、用意した枚数の分だけ、切り取り線を明確に記しておくのです。
 
インストラクションの表現の仕方は、先生やお店によってマチマチです。
ここでは、3パターンご紹介します。
 
まず、アメリカの師匠から教わった、私のスタイル。
 

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上が3枚目をどう切るか、下は4枚目をどう切るか記しています。切ったパーツに対して数字が入っているのは、その順番で乗せていきますよ、ということです。写真には3枚目と4枚目しかありませんが、全5枚でパーツは12個あったので、①から⑫まで乗せれば完成するというわけです。
 
次は、絵を買ったお店で付属してきたもの。
 

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カラーで分かりやすいですね。でも、パーツに番号がないので乗せる順番は別に書いてある文章を読んで理解しなくてはいせません。今回は10パーツでした。
 
 
次は俗に「シンセリティー方式」と呼ばれるもの。シンセリティーという、シャドーボックス用品を扱うお店があるのですが、そこの絵を買うとついてくるインストラクションです。レモンの絵ではないのですが、こんな感じです。
 

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切り取ったパーツと番号が載っているので、乗せるときは問題ないのですが、たまに"これはどこから取ったの??"と聞きたくなるような小さいゴミのようなパーツがあったりして、この絵のどこにそんな形があるの、、と探すのに苦労することがあります。
 
よって、やはりアメリカの師匠の書き方が好きですね。
ちなみに、赤線を書く前の白黒のレモンの絵は、カットする前の原本を白黒コピーするだけです。赤線が見やすくなるように、コピー濃度は「一番明るい」くらいでやってます。
その白黒コピーに、1枚目、2枚目、と書き込み、どのラインで切るのかを出来上がりを想像しながら赤ペンで線と番号を入れていきます。
 
では、次回はインストラクションの書き方です。
 
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個人でも自由にシャドーボックスを楽しんでほしいという思いから、
こちらの作り方講座を記載していますが、
本当は、やっぱり、直接習いに来るのが一番です!
文章と写真では伝わらない事もあります。
習っている人だけに教えるポイント(企業秘密?)もあります。
制作過程を見れば不得意なところは一発でわかりますし、
効率よく教えられるからです。
教室案内はこちらから。

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